特集コラム

Colomn 3 中野カフェ日和

2010/01/14

くれない茶房

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時代の流れだろうか・・・最近の中野サンモールでは、全国チェーンのドラッグストア・飲食店・コーヒーショップ等が目立つようになってきた。

全国どのお店でも同じ味と価格を提供してもらえる事は、安心で便利なので、時代背景を批判するつもりはないが、全国同様のサービスを機械的だと感じる人も少なからずいる事も事実である。

そのように感じている方は、サンモール内の「くれない茶房」に行ってみてはどうだろうか。
くれない茶房は、中野駅側からアーケードへ入り、2分程歩くと左手に見えてくる。

赤茶色の階段を登ると、話上手で聞き上手の「恵子ママ」が出迎えてくれる。
ママと話がしたくて来店する常連さんも多いとか…。

店内には、ママと話すことができるカウンター席と、サンモールを見下ろせるテーブル席がある。一人でもカップルでも安心して利用できそうだ。

昭和58年に開店したお店の珈琲は、ママのこだわりで独自のブレンドをしており、その淹れ方や提供方法にも、こだわりがあるようだ。

「来てくれたお客様の雰囲気、表情、服装に合わせてカップを選ぶのよ。私のサービスは機械じゃないからね。」と恵子ママ。

カウンターに並んだ数百個のコーヒーカップからお客様に合わせてチョイスするようだ。

何とも女性らしくて人間味のある接客スタイルが、常連さんを惹きつける魅力なのだろう。

人気メニューは、焼アンパン(180円)らしいが、それ以外のトーストやケーキも人気がありそうだ。珈琲以外に、日本茶もこだわりを持って淹れているようなので、甘いアンパンが人気なのも納得できる。

人ごみで賑わしい中野サンモール…
ホッと落ち着く秘密の場所を知っている事も人生においては大切だと思う。

くれない茶房
営業時間:12:00-22:00
定休日:月曜
15:00-17:00はケーキタイム(ケーキ100円引き)
※2010年1月現在の情報です。

文・取材 / 矢嶌船峰
2010/01/19

桃園文庫

ゆったりとした性格の持ち主であれば、
「家がカフェだったらいいのになぁ…」
なんて想像を抱いた事あるんじゃないでしょうか。
誰に気を使うわけでもなく、母さんの手料理を食べて、美味しいコーヒーを飲んで…
午後になったら、友達を呼んで昨日あった出来事の話をして…
お喋りしながら最近習った「おけいこ」を教え合う…いいなぁ…

そんな想像をして、物思いにふけてしまう方には中野駅南口を出て徒歩7分の所にある桃園文庫がお勧め。
フードメニューは、母さんが作った様な手料理をカフェ風にアレンジして提供している上、お店の建物は60-70年程前に建てられているので、気分はまさに実家。
また、時間の許す限り長居をしてもらえるように、オーナーは、冷めても美味しいコーヒーの研究を日々行っているとの事。

そんな想いが伝わっているのだろうか、それとも居心地が良すぎてなのか分からないが、お店ではお客様と一緒に、毎週イベントが開催されている。
毎週火曜日はネイルアートの日で、その他、月に1回はピラティスやアロマクラフト(化粧品作り)が行われている。
気になる方は、一緒に参加してみてはどうだろうか。
お店で提供するお菓子・パン等に既製品は使用しておらず、全て手作りをしており、何ともこだわりが感じられる。

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「長居してもらえるようなカフェを作りたいですね。 できれば“ただいま”って言ってご来店していただくと本当嬉しいです」と、素敵な笑顔で語ってくれたのは、オーナーの黒田百合さん(写真右)。
カフェのオーナーでもあるが、ダンサーとしても活躍している黒田さんは、 「今度3月にイベントを開催するんです。サプライズでビックなゲストも 登場するので是非見に来て下さい。」との事。

桃園文庫
http://momozonobunco.com/
住所:中野区中野2-19-7
営業時間:11:30-20:00

文・取材 / 矢嶌船峰
2010/01/25

Mugs(マグス)

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カフェ?
レストラン?
バー?

お店のドアを開けると、
何とも不思議な気分にさせてくれる場所が、中野五差路近くにある。

旅行好きのオーナーが経営するお店、Mugs(マグス)である。

Mugsは、最近よくメディアでも取り上げられるお店だが、
カフェのコラムで取り上げていいのか悩んでしまった。
なぜなら、メニューにはビール・カクテルを始めとした色々なお酒を揃えている上、フードメニューも充実しているからだ。

オーナーの井上さんも
「カフェというか…スタンスとしては、カフェレストランですね(笑)」と一言。

レストランと聞くと、作り置きのコーヒーと騒がしくて照明が明るい店内をイメージしてしまうが、Mugsではそんな心配はしなくても良い。

コーヒーはオーダー後に、一杯ずつハンドドリップで淹れてくれる上、 控えめな照明と路地裏という立地なので、本当に静かで落ち着ける空間なのである。

それに、インテリア?として祭られている仏像様がいらっしゃるので、 落ち着ける上に、何だか「ありがたい気分」にもなってしまう人もいるとかいないとか…。

そんなMugsの人気メニューの事をオーナーに伺うと
「まんべんなく出ていますよ(笑)ありがたい事に。売れないものはメニューに載せないので(笑)。」
と笑いながら答えてくれた。

落ち着けるカフェに、落ち着いたオーナーありといったところだろうか…。

このお店を目当てに、他の地域から来るお客様もいるらしいので、 長居を歓迎してくれるカフェを探している人や、 読書や勉強をしたい人は、一度足を運んでみてはいかがだろうか。

Mugs(マグス)
http://www.mugs-coffee.de/
住所:東京都中野区中央5-48-5 シャンボール中野109
営業時間:12:00-23:00(火・木)/12:00-24:00(金・土)/
12:00-22:00(日曜日)
定休日:月曜日
ランチタイム:12:00-16:00

文・取材 / 矢嶌船峰
2010/02/15

MILK CROWN CAFE

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言わずと知れたサブカルチャーの街、中野。
そのファンタステックで不思議な魅力にとりつかれてしまった「乙女」が、 中野には集まってくる。

今回は、そんな乙女達が集まるカフェを伝えておきたい。
JR中野駅南口から、5分程歩いた場所にある「MILK CROWN」だ。
扉を開けて店内に入ると、薄明かりに照らされた人形・洋服・鏡・雑貨・花…その世界観は、女性が一度は夢見る「アリスの世界」のように感じてしまう。

それもそのはずで、MILK CROWNは、映画の撮影や洋服・人形好きのオフ会としても利用される程、店内が乙女仕様に作り上げられているのである。

そしてこのカフェ、女性を惹きつける不思議なエピソードがあるとの事。
それは、店の奥にある席で勉強をすると難しい試験に合格したり、オーナーと恋愛相談をすると、その恋は結ばれるという逸話を持っている。
なんと結婚した人もいるとか…。

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オーナーのワカさんに人気メニューを尋ねてみると、「フードメニューもそうですが、手づくりにこだわっていて…チーズケーキなんかオススメです。特にお菓子に使う生クリームは美味しいですよ。」
との事。

また、予約制ではあるが、占い師さんが火・水・金・土曜日に、ハワイのマナカードと呼ばれるタロットカードを使い、占いを開催しているので、興味がある人は、受けてみるのも良いかもしれない。(要確認)

そんな不思議な魔力があるカフェで、次は一体どんなエピソードが生まれるのだろうか…

MILK CROWN CAFE
http://milkcrowncafe.com/
住所:中野区中野3-40-31スカイテル21-101
営業時間:12:00-22:00もしくは24:30
定休日:月曜日
アクセス:南口改札を背に右の横断歩道を渡り、線路沿いの道左側二つ目の角を曲がり100m程直進。白いビルが目印。同ビル二階に「nailsalon Niche」さんがあり、花屋さんの隣です。

文・取材 / 矢嶌船峰
2010/03/19

ヨシノ洋品店

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正確には覚えてないが、中学生の頃に、国語のテストでこんな文章を読んだ事がある。
「人間は、視覚より先に嗅覚でその場の状況を把握するのである。カンマ数秒の差ではあるが…○※△うんたらかんたら…」

難しい問題だったので内容は記憶に薄いけれど、そんな事を思い出した。
なぜかというと、カフェへ入った時に感じるのは、まずコーヒーの香りであり、その次に、お店の内装が目に入ってくるのは確かだからだ。

しかし、コーヒーの香りを感じさせてくれた後、目に入った風景がカフェで無いと分かったら、人はどんな反応を示すのだろう。
この記事の取材中に、私はお店に入ってくる人達の反応を面白がって眺めていた。

多くのお客さんは「えっ?」とか「あれ?」と言って、立ち止まるって振り返るのである。
なぜなら、カフェだと思って入ったその店が「洋品店」なのだから焦るのも無理はない。

そんな不思議なカフェの名は、サンモール内にある「ヨシノ洋品店」である。

サンモールの入り口近くの路地(2010年現在、ユニクロ向かいの1Fがラーメン屋のビル)に入り、エレベーターで4Fまで上がると、そのお店に出会うことができる。
ヨシノ洋品店(カフェ)は、特に大きな看板を出している訳でもない上、路地裏に入口がある為、中野に住んでいる人でも知っている人は少ないと思う。

しかしながら、本業の洋品店はなんと昭和9年から営んでおり、中野でも有名な老舗なのである。時代のニーズに合わせ「ファッションと空間」をコンセプトに、2年前から洋品店にカフェを取り入れてオープンさせたとの事。
お店で販売されている洋服は、本当に質が良いので多少は値が張っているが、それでこそ大人のお店。ゆったりとコーヒーを飲みながら品定めをされる人も多いとか。

初めて入るお客さんは驚くが、静かなでアダルトな空間とオーナーやスタッフ(奥様と息子さん)の紳士な接客態度に惹かれて常連になり、大切なお客様を接待する時などに利用してくれるようだ。
気になるコーヒーの味だが、飲みやすいブレンドコーヒーが人気で、オーダー後に豆を挽いて仕上げる、本格コーヒーなのである。

「ゆったりと、大人のファッションとコーヒーを味わってもらいたいです。」
とオーナーであり社長である吉野基さんは語ってくれた。

ヨシノ洋品店
住所:中野区中野5-61-7
電話:03-3387-1378

文・取材 / 矢嶌船峰