2010/11/24
中野駅北口の再開発がいよいよ始動
現在、中野駅の北口広場では再開発に伴う工事が行われている。
これまでの北口広場は、イベント開催地として主に利用されてきたが、現在は一時的に立ち入り禁止区域とし、事業計画に基づいた植林作業などを行っている。
駅前の再開発は数年前から計画されており、中野区ではこれまでにも区民らの意見を聞き取る場などを設けては綿密な事前準備を行ってきた。去年の秋には当初のプランの一部が変更され、一部住民やメディアからは非難の声も挙がっていた。
そのような経緯もあり、周辺住民らは自分たちの意見がどれほど反映された再開発となっていくのか、実際に工事が始まったことで一層の期待を抱きながら現場を見守っている。
また、再開発に該当する地域は杉並区との境界線も含まれており、中野区以外からも今後の動向について強い関心の声が挙げられている。
文化・商業地域としてのポテンシャルも高い中野区であるからこそ「発展」と「暮らし」のバランスがどれほど保てるのかに焦点が当てられていくことが予想される。