2010/11/05
第17回 チャランケ祭2010が開催
2010年11月3日(水)の文化の日、中野駅北口広場にてチャランケ祭2010が開催された。
今回で17回目となるこのお祭りは、アイヌや沖縄の伝統文化の発表を通して交流を深めるイベントとして1994年から行われている。
近年は、アイヌや沖縄以外の地域からも多くの団体が参加しており、本年度は約15もの団体が各地の踊りや音楽が披露された。今回は「ケグリ」と呼ばれる朝鮮の伝統民謡なども披露され、来場した人々を楽しませた。
来場者の中には、出身地域の民謡が発表されていると気がつく人もおり、飛び入りで輪の中に入り踊る参加者の姿も見られた。
このイベントは雨で一度順延となった経緯があり、規模を縮小して開催となったが、広場にはお酒や焼き物を販売する屋台なども設立され、参加した人々は少しほろ酔い気分で文化の日を満喫した様子であった。
北口広場での恒例行事となっているチャランケ祭なのだが、駅北口は中野区の駅前改良計画に基づき、もうすぐ工事に入ることが決定されている。 チャランケ祭実行委員会では「お世話になった場所にお礼を言い、来年も場所を変えてチャランケ祭を行いたい」と来年以降もこのイベントを継続して行う事を発表している。